博多のコペル 

福岡市博多区美野島、中洲にあるプライベートサロンのコペルです。他には無い独自のサービスでトータルボディケアができます

タイに行ったら人生変わった奴の話 ②④

②④ 突撃

 

オーナーさんに

1日の中で1、2回ぐらいは業務を抜けて

いいからマッサージ師に直接教わってこい」

との配慮をして頂き、女性ばかりの

タイ人マッサージ師さんの控え室へ

「勉強!!」とタイ語で言って突入を

毎日繰り返してました(笑)

もうやるしかないんですよぉぉぉ!!!

最初は言葉も通じないし

(今も通じませんが・・・)

休憩中の所へ入って行く訳ですから

寝てたりしてて何だこいつって

最初はちょっと嫌な顔されてましたが

日が経つにつれ名前呼んでくれたり

身振り手振りで親切に教えてくれるし

僕も少しタイ語でコミュニケーション

取れてる気がするし(笑)

だんだん僕もマッサージ師っぽく

なってきたんです。

ある時「勉強!!」って入っていくと

皆んなでメシ食ってて「お前も食え」

って呼ばれて「コレうめーなぁ」とか言って

あの時みんなと一緒にご飯を食べてるって

事がむちゃくちゃ嬉しくて!!

何だかマッサージ師の一員として

認められた感じがした。

実際、何者だか分からない

日本人の僕と仲良くしてくれて

本当嬉しかった。

タイ人ってほんと優しい人たちです。

 

僕はオーナーさんに相談して

”無料モニターさんを募集”っていう

手書きの紙を店に貼らせて貰いました。

実際に三人無料で揉みましたね。

その内の一人はマッサージ店に

ふらっと入ってきて、そのチラシ見て

『これって今できるんですか?』

オッケーですと言って案内した。

男性でしたが1時間施術したんです。

彼はタイに大阪から単身で来ていて

現地採用で働いている20代の若者でした。

なんと!今日が人生初のマッサージ

だそうで僕は緊張しましたが

『気持ち良かったのでまたマッサージ

受けてみたくなった。タイマッサージって

痛いイメージだったが力加減が

ちょうど良かった〜』って

言ってもらえてすごく嬉しかった。

けっこう僕はマッサージセンス

いいらしいです(笑)

そしてだんだん自信がついてきた頃・・

つづく

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タイに行ったら人生変わった奴の話 ②③

②③ 快適ですサバイ

 

シャワー室もあって何不自由無く

生活させていただきました。

洗濯機のある屋上から見る

バンコクも最高だった。

 

8:00から夜11時頃までみっちり

マッサージ受付業務

カフェスペースでのカフェ業務

店内掃除、洗濯などなど大忙しだけど

めっちゃくちゃ楽しかった。

食事は1回に袋ラーメン7バーツ(約25円)と

屋台に売ってる袋に入ったごはん

10バーツ(約30円)

合わせて約55円がメインの食事でした。

なぜか全く苦にならなかった。

むしろ美味しかった。

新鮮な味だし袋ラーメンの種類が

沢山あるのであんまり飽きなかった。

毎日こんな極貧生活をしていました。

来る前の山口での1日1食生活に比べたら

マシなのです。1日3食しっかり?

食べても300円くらいですから

満足してました。(当時は・・)

日給の半分は使わないので毎日お金が

わずかですが貯まっていくのでした。

 

マッサージの受付業務って

ほとんどが日本人のお客さんですので

僕でも何とか出来ました。

たまーに欧米系やインド系が来ますが

その時はオーナーさんが英語で

接客してくれてました。

 

お客さんにコースを決めて貰い

控え室に内線でタイ語で伝えて

お客さんに奥へどーぞー。

みたいな事をやってました。

この時に必要なタイ語を覚えましたね。

数字だったり、肩腰足とかですね。

このマッサージ師さん達に

何とマッサージも教わりました〜

つづく

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タイに行ったら人生変わった奴の話 ②②

②② 帰国しない・・

 

帰国も近づきある時にオーナーさんに

「そのまま帰るのか?」

と言われたのがキッカケで色々考えました。

この言葉の意味は、(そんな素人のままで

帰国しても何も使い物にならんぞ。

せっかく来たんだ、もっと修行していけ)

と僕は受け取ったのです。

オーナーさんは朝から晩まで

非常に忙しくされており

話をするタイミングが無いまま

僕はやってしまいます。

帰りの航空券を捨てたのです。

お店の受付でご一緒だったカズコさん

(彼女も旅人でネパールに7年ほど滞在の後

バンコク滞在中)に一応航空会社にも

キャンセルって伝えたほうがいいよ~っ

て言われ電話したものの英語が出来ない

僕は伝わったか伝わってないか

よく分からないまま電話で

旅券番号、名前、キャンセルと伝えると

電話を切られました(笑)

それから事後報告でオーナーさんに

「帰りの便をキャンセルしたので、

住み込みで働かせて下さい。

お給料は1100バーツ(約300円)で

いいので下さい。お願いします」

っと言って

「なんで相談しないんだ~!」

って凄く怒られました。

当然ですよね。

も~〜しょ〜がねぇなぁ~!って事で

マッサージ師さん達の控え室に

寝泊りできる事になり、お給料も

可哀想だからと1200バーツ(約600円)

日払いで頂ける事になった。

つづく

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控え室兼僕の寝床